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「没後50年 北大路魯山人展」 日本橋高島屋・滋賀県立陶芸の森

takashimaya

日本橋高島屋で18日(月)まで開催中の「没後50年 北大路魯山人展」に行って来ました。

実はこの展覧会、昨年の12月に滋賀県立陶芸の森で既に拝見済みだったが、高島屋カード会員で無料入場券があったのとポルトガルから約57年ぶりに里帰りする壁画「桜」と「富士」が高島屋だけで公開されるというので足を運んだ。

壁画以外は同内容の展覧会なのだが、滋賀県陶芸の森と日本橋高島屋では、展示順序、展示方法も全く違っていたので、別の意味で楽しめた。
私個人としては、日本橋高島屋での展示方法が好み。
高島屋では、書と器とをなるべく組み合わせで、おもてなし感覚で展示していたのに対し、滋賀県では書は書、絵画は絵画、やきものはやきもので種類別、時代別だった。
本来は書や絵を愛でつつ、美味しい料理をそれに合った器でいただくというのが魯山人の理想ではなかったのか。

「星岡茶寮」で会員を最高の料理でもてなした雰囲気がより伝わって来たのは高島屋の方。ないのは残念ながら美味しい料理だけ。懐石「辻留」の料理が盛り付けられた写真が貼られていたが、実際に器を器として使用していた京都の何必館の魯山人作品の展示(別の展覧会)はやはり上手かったなと思う。ガラスケースにも入っていなかったし。

ただ、各種の資料、例えば星岡茶寮での女給募集の広告などの扱いは滋賀の方が上手かったし、解説がしっかりしていたように記憶している。
作品リストはどちらでも用意されていなかった。

以前も書いたけれど、魯山人は器より書の方により関心がある。
魯山人は様々な書法を研究したが、最後にたどり着いたのは良寛だったというのが非常に印象的。
良寛の書を最良とし、これを手本として自信の書を確立。

私の目にとまったものの多くは濡額や刻字扁額で、加賀地方の旅館「白銀屋」のものなど、いいなぁとつくづく思った。
やきものは、昨年春に岐阜市歴史博物館「魯山人の宇宙」展+常設コーナーでの特集で良い物をいくつも見ていた上に、夏には前述の何必館・京都現代美術館で「生活の中の美 北大路魯山人展」でも素敵な器と展示を楽しんでいたので、再会といった感じだった。

目玉の壁画は最後に待っていた。
元々当時パナマ船籍のアンドレ・ディロン号の客室を飾っていたもので「桜」は幅約4m、「富士」は幅約2mと、展覧会チラシによれば生涯随一の大作で、完成後、日本橋高島屋に展示された後、日本を離れ、最終的にポルトガルにたどり着いたもの。日本橋高島屋に展示されていたということから、壁画は高島屋だけでの公開となったのだろう。

「桜」は白蝶貝を金箔地にはめこみ花をかたどっていて、絵画というより工芸作品に近い。
対して、「富士」は即興的な絵画という感じだった。

*1月18日(月)まで開催中。
壁画付の展覧会は下記へ巡回します。
2月24日~3月8日 JR名古屋高島屋

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