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「椿絵名品展~あいおい損保コレクション~」 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA

金沢3連発。これが最終回。
てっきりオラファー・エリアソン+コレクション展+広瀬光治のニット展+恒久作品を楽しめればと思いきや、入館してすぐに「椿絵名品展~あいおい損保コレクション~」のポスターが目に入る。
しかも、使用されている作品は屏風絵。江戸期のものか?と思いきや、近づいてみたら何と(伝)狩野山楽≪椿梅図≫とあるではないか。
本展チラシはこちら

受付の方に、この展覧会の巡回有無を確認したら、ここ金沢だけの開催とのこと。
これで決まり。見ておくことにした。
それにしても、あいおい損保にこんな名品コレクションがあるとは知らなかった。なぜ椿絵を収集しているのだろうか?

本展は、優れた椿絵の収集で知られる「あいおい損保コレクション」の中から、江戸時代の琳派を代表する尾形光琳、乾山らによる絵画や工芸作品から横山大観、竹久夢二、岸田劉生、村上華岳、高山辰雄から堀文子など現代作家らが描いた椿絵の名品84点を選りすぐり、椿の花の美しさで新春を寿ぐとともに、今年の安寧と繁栄につながる吉祥のさきがけとなればと願うもの。

出品作家は上記にご紹介した作家を含め全部で51名の錚々たる面々。

印象に残った作家と作品を簡単にご紹介。

冒頭の(伝)狩野山楽≪椿梅図≫はやや傷みがひどいので、上手く修復して見てみたい。桃山から江戸にかけての艶やかな屏風絵。

椿と言えばこの方、北大路魯山人の≪色絵椿文鉢≫や尾形乾山の≪山茶花図≫、≪色絵椿文輪花向付≫など特に乾山の絵画作品は気に入った。

沢山の椿絵を見て行く中で、途中はっとして足を止めた作品がある。
これが熊谷守一の椿の作品だった。
いつもの熊谷作品のように、椿が単純化され、緑の背景に赤が反対色になって非常に映える。熊谷守一っていいなぁと改めて思った。小品だけど、どれか1点差し上げますと言われれば、迷わずこの熊谷作品を私は選択する。

横山大観≪雪旦≫も大観の手抜きなしの朦朧とした背景に白い椿が凛とした風情を見せる佳品。

村上華岳は数点展示されていたが、≪椿花図≫は花に溢れかえって、椿が毒々しく感じられるほどだった。

小倉遊亀≪古九谷徳利と白椿≫は小倉遊亀らしい、恩師の安田 靫彦も古陶磁が好きで作品モチーフに使用していたが、安田の影響だろうか?

洋画では、岸田劉生の影響を強く受けたその名も椿貞雄の作品が印象的だった。元々濃厚な画面を作り出すが、今回も強い力が画面からみなぎる。
他には香月泰男や福井良之助、鈴木其一、小泉淳作らの作品が良かった。

*2月13日(土)まで開催中。入場料は別になりますので、ご注意ください。

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遊行七恵さま

なぜ、椿を集めるのが資生堂でなくあいおい損保なのかが不明。
あいおい損保は大東京火災と千代田火災が合併した損害保険会社
だから、どちらかの会社でシンボルマークが椿?
いや違うよなぁ。

それにしても、素敵なコレクションでしたよ。
特に華岳は今まで私が観た作品とは異なる雰囲気をまとってました。

No title

こんにちは
あいおい損保は時々自分とこの椿コレクションを一般公開してくれるので嬉しいです。
なんで椿を集めてるのかはわかりませんけど、レベルの高さにドキドキです。
わたしも椿好きなんで、あいおい追っかけしたこともあります。
でも金沢に行く根性がない・・・
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