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「国宝 土偶展」 東京国立博物館

dogu

東京国立博物館で開催中の「国宝 土偶展」に行って来ました。

今回の台北行きで、一番の発見は青銅器の魅力だったのだが、青銅器を見ていると宇宙人っているんじゃないかと真剣に考えてしまった。
そして、青銅器⇒宇宙人⇒遮光器土偶と頭の中で結び付き、台北で見た青銅器の前に「国宝土偶展」の記事をあげようと思い立ったのである。
更に、何の符牒か今朝の日経朝刊1面のコラム「春秋」がこの「土偶展」の紹介になっているではないか。
「春秋」で美術展覧会についてだけ語られることはほとんどなく、直近では昨年9月14日の「アイ・ウェイウェイ展」(森美術館開催)ぐらいだろう。
(参考)過去ログ http://memeyogini.blog51.fc2.com/blog-entry-794.html

このコラムを紙面で発見した時、土偶たちが、「僕らを紹介してよ!」と言っているように感じたのである。

さて、本展は既にご存知の方も多いことだろうが、イギリス大英博物館で2009年9月10日~11月22日まで開催された「THE POWER OF DOGU」の帰国記念展で、国宝3件、重要文化財23件、重要美術品2件を含む合計67点が展示されている。
特に国宝3件が一同に展示されるのは、本展初。

土偶好きのこちらとしては、大切な我が子の晴れ舞台を見るような気持ちで臨んだ。

何といっても、私にとっての土偶の魅力は造形の面白さ、愛らしさにある。
国宝3件のうち、個人的に一番好きなのは昨年国宝指定された「合掌土偶」。体操座りして両手を重ね祈りのポーズをしているこの土偶はポーズもさることながら、顔の造りから頭頂部の飾?、体中に付いている文様と見どころ満載。
更に私が注目するのは、彼(合掌土偶)を支えている専用の黄色のスケルトン色の置き台である。
まさに、彼のために作られたであろう専用の台座。
この台座がなければ、きっと上手く座っていられないんだと思う。もう、ぴたりと身体の一部であるかのような変形の台座でこの台も含めて好きなのだった。

同様にポーズ土偶は好きで「しゃがむ土偶」福島県出土の笑っているかのような表情も興味をそそられるが、腕の動きはもっと不思議。ヨガやストレッチの準備段階で行うような右手を左肩の方に水平に伸ばし、左手はその右手を抱えるようにして手先を左ほほに当てている。これと同じ姿の土偶の類例が他でも発見されていることから、祈りのポーズの一種と言われているが、これが祈りのポーズだとすれば、ヨガやストレッチも祈りに太古をたどれば祈りにつながる?

愛らしいと言えば「みみずく土偶」の存在を忘れてはならない。
ひまわり顔のような微笑ましい表情。
どう見てもキャラクター人形かおもちゃの人形のようだ。

更に奇妙奇天烈菜土偶と言えば、もはや国宝土偶人気をも超えるかもしれない「遮光器土偶」だろう。
この宇宙人としか思えない体形と両目の表現、頭頂部の飾。
当初光を遮る遮光器に目の形が似ているため「遮光器土偶」と呼ばれるようになったが、現在の研究結果では、遮光器自体が国内の縄文遺跡から一つも出土していないため、目の極端なデフォルメ表現との見方が大勢であるらしい。
デフォルメ表現は遮光器土偶に限らず土偶全体に関して言え、縄文人による表現力の豊かさを裏付ける重要な一例だと思う。

土偶だけではない。
土面や「有孔鍔付土偶(踊る女性)」で見られるように、縄文時代の出土品は造形表現豊かなものが多い。
モチーフは人間にとどまらない。
動物型の土製品も多く出土している。
この素朴さがたまらないのだ。
本展で紹介されている動物型土製品は猪などわずかだが、後述する平成館の考古コーナーで類例作品が展示されている。更に本展展示の「猪形土製品」は上出来で、通常はもっとブサイクさが却って愛らしい程の面白い作品が多い。

縄文人のアート性の高さは世界に誇れる。
これらは、信仰の有り方、祭祀、精神世界と解釈も様々であるが、用途は何であれ、造形表現の結実として考えた時、プリミティブアートとして一級品であることは間違いない。


展覧会を出口付近に展覧会グッズが販売されている。今回は特別展だが平成館でなく本館特別5室を会場としているので、通常より売り場も小さめだったが、一番目立っていたのはガチャガチャ2機。
単に私がガチャガチャ好きで目がないので、それだけが強く印象に残っているのかもしれない。

誘惑には逆らえず、ガチャガチャにお金を投入。
2種類あって、ひとつは土偶の「ミニフィギュア」、もうひとつは「スーパークロス」でいずれも300円(記憶曖昧)。私はクロスが欲しかったので、そちらを選択。
出て来たのは、「遮光器土偶」の白地クロス!超嬉しかった~。

その後、地下1階に行ったら土偶関連の映像が流れていたので、これもお見逃しのなきように。

そして、映像コーナー近くにいた2人のお若い男性がガチャガチャの丸いプラケース5個以上抱えている姿を発見した。ちなみに全部ミニフィギュア。
そんなに好きなんだ・・・。上には上がいた。

過去に発見された土偶総数は、約17000~18000点にものぼる。
本展展示品だけでなく、平成館1階の考古学コーナーにもかわいい土偶が沢山いるので、そちらの展示土偶達ともぜひ対面していただけたらと思う。

*2月21日(日)まで開催中。

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