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小池一馬 個展 「瞬き」 hpgrp GALLERY

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昨日が最終日で、既に終了している個展ですが、自分自身のために感想を残しておきたい内容でした。
作品画像はex-chamber museumさんのブログでご覧いただけます。⇒こちら

小池さんは、昨年AISHO MIURAで初めて個展を拝見、その後ULTRAでも作品を観て私の気になる作家さんの一人です。
作家ホームページ⇒ こちら

今回の個展「瞬き」は基本的にペインティング作品のみで構成、奥に数点水彩+インクのドローイングがありましたが、メインはあの独特のテクスチャーを持つペインティングです。
画材に光沢感があり、観る度に食べたくなるような質感。
最初は「ドロップキャンディ」みたいと思ったけれど、お菓子の「グミ」の質感にも似ている。
アクリルだけではこの質感は出せないだろうと思っていたら、やはり水彩絵具とメディウムで作ったペーストを綿布にペンチングナイフで「チクチクと載せる」手法で描かれている。~個展チラシより

このペーストの盛り上がりが単なるペインティングでなく、むしろ立体感を出していて、こちらに向かって増殖しているようにも感じるし、うごめいているようにも感じる。
この凸凹した感じは、平面絵画というより彫刻作品に近い。ちょうど名和晃平さんの「グル―」を彫刻として観るのと同じ感覚。「グル―」も接着剤で線を描きキャンバスに対して浮き上がり立体感があるのは共通している。

私が感じる小池さんの作品の魅力の第一は色使い。
ラインの集積体も、線一本一本の色はが考え尽くして選択されている筈。
ちょうど最終日でご本人がいらっしゃったので、お話を伺ったら「色にはこだわりが強くある」と案の定お答えが返って来た。「時には一本の線の色を決めるのに二時間くらいかけることもある」そうだ。
選ばれた色の並びは今回も秀逸だった。

私は急進的イメージの正方形のペインティングの4つあった中の左下の作品(トップ画像左下)の色使いが一番好きで、中心に近い所は淡いパステル調の色、外側は逆にはっきりとしたむしろ重いトーンの色を使っているが絶妙のコンビネーション。小池さんならではの配色。

点描のような作品では観る度に「アンデス」や「ペルー」の民俗衣装を思い出す。

今回は中央にあった赤色バックに女性のワンピース?ドレス?をモチーフに描いた作品が特に印象的だった。
背景の赤色が効果的。以前の作品では観ていないモチーフのペインティングだが、身の回りにあるものが描かれているため、作品との距離感が近くなった気がした。

今後、どんな作品を予定されているのか伺ったら、「現在のペインティング技法を立体に展開していきたい」とのことだった。元々、彫刻科ご出身の作家さんなので、AISHO MIURAで見せてくれたような大きな立体にも挑戦されるのだろうか?とにかく今後が楽しみな作家さんです。

*本展は終了しています。

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