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2009年度 京都市立芸術大学 作品展 京都市立芸術大学

こちらも既に終了している展覧会だが、記録に残しておきたい展示があったので短めに。

京都市立芸術大学作品展は、毎年開催され卒業生だけでなく在校生全員参加の作品展。出品しないと単位がもらえないそうだ。しかし、今年初めて行ったので、例年どうなのかは分からないが、会場は京都市美術館(本館・別館)と京都市立芸術大学の2ヶ所に分かれての展示。
私が行ったのは、京都市立芸術大学校舎の方。芸術大学校舎というのは、どこもそうなのか、中を歩くと面白い。一つ一つの部屋がアトリエ風になっている所もあれば、かなり狭いスペースで何名かの共同アトリエになっていたり。

時間が1時間ほどしか取れなかったので足早に展示を観て回ったが、私個人が気に入った作家さんは2人。

・山下耕平 造形構想 修士2年 アトリエ棟3階
「Traverse」
yamashita
山下は、INAXギャラリーでの個展を昨年初めて拝見し、とても印象に残った作家さん。思わず立体を買ってしまいたい衝動に駆られたほど。
今回はINAXギャラリーでの個展とは一転して暗く重い雰囲気の展示を行っていた。部屋の照明はかなり落としていたので、中は薄暗い。ほのかにスポットが当たっている作品もあるけれど、闇に沈んでよく観えないペインティングが何枚もあった。それらの作品はほぼ全て、山に登る人の肖像である。
これは山で亡くなった方、遭難された方の慰霊なのだろうかと思った。暗く沈む作品は、位牌か遺影のようだ。
部屋の奥には、山で拾ったかどうかは分からないが、石が山の形に積み上げられている。よく頂上まで登るとこんな形に石が積み上がっていると思うが、まさに石の小山を作品化していた。
無数の山登りをする人々に囲まれ、一種独特の雰囲気にのまれてしまった。彼はなぜ、こんなにも山と山に登る人にこだわるのだろうか?一度お話を直接伺ってみたいと思う。

・吉村熊象 造形構想 修士2年 大学会館
「風景な風景Ⅲ」
yoshimura
こちらは、初めて知った作家さん。広大な空間を使用した空間インスタレーション作品。テーマは何と日の丸!
ちょうどバンクーバーオリンピックが始まる直前だっただろうか。オリンピック狙いで日の丸を作品化したのであれば、それはそれで凄い。
まず部屋に入ってすぐに中央が丸く切り取られた白い大きな旗がある。その穴から雛段を臨むと赤い円環が見えてくる。これで日の丸の出来上がり。
無論、それだけの単純な仕掛けではない。左右に赤の破片(紙片?)が落ちていて、何かがぶら下がっている。
強烈な日の丸へのアンチテーゼのように感じた。

他には、TARO NASUで昨年初見の厚地朋子「ホームズ」(下)、岡田裕樹(版画・修士2年)、水野正彦(版画修士2年)。勝村富貴(彫刻修士2年)、岡堅太(漆工4年)にチェック。
atsuji

なお、作品展とは別に「INTERIM SHOW」と題して京都市立芸術大学博士後期課程油画6人によるオープンスタジオが同じく大学新研究棟4階で開催されていた。
樫木知子さんに初めてお目にかかったが、作品に描かれている女性は樫木さんなのでは?と思う程、雰囲気が似ていた。2年前から作風ががらりと変わっていることが作品集で見て取れる。きっかけは指導教官のアドバイスが大きかったとのこと。ここ最近ではますます線が鮮明に美しくなっているように感じた。

羽部ちひろさんの作品もご本人はお見かけしなかったが、面白い作品で気になった。

来年は京都市美術館の展示作品も観てみたい。

*本展は2月14日(日)に終了しています。

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